ビジファームDOアーク 蛍光式溶存酸素測定センサー溶存酸素計(DO計)

ハミルトン

ビジファームDOアーク 蛍光式溶存酸素測定センサー

トランスミッター内蔵センサーシリーズ

使用領域:
発酵プロセス、酵素・ワクチン等製造設備、飲料、食品
CIP:対応 SIP:対応 オートクレーブ:対応



取り付け部素材が2015年1月31日より変わります

特徴

  • LED の光とそれを吸収、発光する蛍光体を用い、蛍光体が発する光が酸素に吸収される原理を用いて酸素濃度を4ppbから25ppmの範囲で測定します。
  • 校正はキャップ劣化を監視することで適切な時期に交換が行えます。作業は20分程度で完了します。
  • 従来のクラークセルのような電解液を持ちません。
  • 測定において流速、圧力の影響がありません。このため撹拌による測定値の不安定化が無く、タンクの底など設置場所による溶存酸素の状態を測定できます。
  • センサーによる酸素の自己消費がないため、低濃度時あるいは静止液の溶存酸素を正確に測定できます。
  • センサー長は120mm、225mm、325mm、425mm から選択できます。

    *2015年1月31日より製品仕様が変更されます。
  • 変更点:PG13.5取り付けブッシング素材がポリエチレンテレフタレートからEN1.4435ステンレス鋼へと変わります。
    それ以外の仕様に変更はありません。

基本仕様

センシング部、演算機能、寿命診断機能、エラー診断機能、インターフェース を本体にすべて収納

DO 測定温度範囲:

10°C~+80°C

温度測定範囲:

-10°C~+130°C

80°C を超える溶存酸素測定は御相談下さい。

インターフェース動作及び温度測定は130°Cまでです。

溶存酸素測定が80°Cを超えた場合、その直前の測定値で出力保持をします。

温度がDO測定範囲に戻りますと自動的にDO測定を開始します。

プロセス圧力:

0~1.19MPa

測定範囲:

4ppb~25ppm 分解能:0.1ppb (0.05%から300%)

測定単位:

% 酸素/空気 飽和濃度(% saturation)、%体積比酸素濃度(Vol-%) mg/Lもしくはppm、

μg/Lもしくはppb

応答時間:

30 秒以内(98%応答)

25°C 大気から100%窒素:無酸素状態への応答時間

測定限界値:

0.01Vol-%

測定誤差:

0.2Vol-%/週以下 (大気中で30°C 一定)

電気的接続:

VP8.0ソケットヘッド

動作電源電圧:

7~30VDC 最大1000mW

連続消費電力:

0.6W 起動時消 費電力:1W

4-20mA 出力:

温度補償された溶存酸素濃度出力を行います。

アークキャル、PC により任意のレンジに設定が可能です。

デジタル

インターフェース:

ModbusRTUプロトコル

2 線式 RS-485;最大 31アドレス

通信速度/ボーレート:4800から115000bps(工場出荷時:19200bps)

殺菌仕様:

SIP、オートクレーブ、CIP に対応

(試験条件 1.0MPa NaOH, 90°C、60分間)

測定原理:

FDA対応シリコン保護膜付蛍光体を利用した酸素濃度測定

流量規定:

無し

また本センサー部は酸素の消費をしません。

接液部:

SS316L(DIN1.4435)、EPDM(FDA)、シリコン(FDA)

出荷時状態:

校正済みです。取り付けと同時に測定可能

形状及び

取り付け形状:

シャフトの直径 12mm、取り付けネジ PG13.5

シャフト長さ: 120mm、225mm、325mm、425mm

保守部品:

蛍光体内臓保護キャップ

保管温度:

-10°C~+50°C

薬品の耐性

CO2、H2S、SO2、酸化エチレン、ガンマ殺菌はアーク測定システ ムに影響を与えません。

エタノール、メタノール、H2O2 による損傷はありません。

注意:塩素ガス、有機系溶剤はセンサーを傷めます。使用しないで下さい。

外形図(mm)

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